うちわは便利な広告ツール。

ティッシュやパンフレットと同様に、うちわに社名や商品名をプリントしたものは、夏場の広告戦略には欠かせないアイテムになっています。

うちわに描かれた絵柄は、うちわ絵と言われ、江戸時代には浮世絵の様式のひとつとして発展していきました。

うちわ絵は実用で、実際に竹の骨に貼り付けてうちわに加工されました。

うちわは台所などで毎日使用する実用品でしたから、現存しているうちわ絵は、図柄の見本として残されたものなどが中心です。

江戸時代は浮世絵は木版を使っていました。

広告としてうちわを使うのは明治時代から始まったものです。

引き札、チラシなども同時期に発達していきました。

版画は石版を用いるようになり、大量生産が可能になっていきます。

当時のうちわは、美人画や風景画を中心に描かれ、裏面に商店名が入ったデザインが中心でした。

昭和にかけては、扇風機やクーラーなどが普及していきますが、映画スターや人気商品の絵柄が入った広告うちわは、夏の風物詩として定着していきました。

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